忘れるな!銀行員はそもそも優秀だ!

忘れてはいませんか?

元銀行員の僕が自分で言うのもなんですが、、

「銀行員として働いているあなたはそもそも優秀な人間なのです!」

 

先日、とある経営者の方々とお話しをしていると、

皆さんこのような事をおっしゃるのです。

 

「元銀行員の方は本当に優秀ですよ。若くして他業界とは比べ物にならない程の経験と知識・ビジネスの話も理解している。正直、こちらとしても元銀行員の方たちと知り合って一緒にビジネスを行いたいんですよ」

 

そうなんです。これが外から見た銀行員に対しての生の評価なのです!

 

嬉しいですよね。本当に嬉しい。

元銀行員の身である僕からしても、このようなお話を聞く度に正直嬉しい思いが込み上げてきます。

 

ただ、この記事をご覧になっているあなたはこうも思ったはずです

「銀行のブランドを捨ててしまうと自分は何もできない…」

そうですよね。現役時代、僕も全く同じ考えでした。

 

ただ結論からいうと、、実は全くそんな事ないんです。

 

今回の記事では、

もともと優秀な銀行員の主観的な評価と外から見た銀行員の本当の姿についてお話していきますね。

 

 

 

銀行員は自分のことを過小評価しすぎている。

 

そもそも銀行員であるあなたは優秀です。

 

少しこれまでの人生を振り返って見てください。

 

真面目で誠実。

これまである程度のことはそれなりにこなす能力もあり、

少し困難な壁にぶつかった時でも持ち前の真面目な性格と努力で乗り越えてきたかと思います。

 

要は総合的な人間としての能力が高いのです。

でないと、そもそもが凡庸な人間は銀行には就職できませんからね、、

 

今とは金融業界全体の情勢も少し昔と比べると変化はしましたが、

少なくとも少し前までの僕たちが就職活動を行っていた頃は、

その世代の「1軍」と呼ばれるような層が最優先で入るのが銀行でしたよね。

 

レベルの高い新卒の同期が集まって、お互いに切磋琢磨しながら高度な研修や経験・実務を積んできたわけです。

 

真面目で素直、頭や要領が良いというのは当たり前で、さらに銀行という特殊な環境の中でも生き抜く適応力も磨かれています。

 

他の業界のそれとはまた違った柔軟性が問われる銀行で生き抜いてきたあなたたちはそれだけで本当に洗練された優秀な人材なのです。

 

 

ただ元々個のスペックが高い銀行員であっても銀行という組織となると、不思議とその特殊な環境下で個の素質が潰れてしまっていることが事実としてありますよね。

 

そして銀行での経験は業界の専門的な知識に止まっていて、同じ業界でしか転用できないという思い込みから

「自分は銀行から一歩出ればなにもできない…」

という考えに着地してしまうんですよね。

 

そうなんです。分かります。

 

ただ一つ言わせてください。

そんなこと全くありませんから!

 

思い出してください。本来のあなたを。

銀行の呪縛に縛られているだけなんですよ。

 

そもそもが優秀な人間であることを忘れてはいけません!

 

これで終わるには勿体無いですよ、、本当に。

 

 

 

外から見た銀行出身者は非常に優秀

 

 

冒頭の経営者さんたちのお話にもあったように、

「銀行出身者は非常に優秀」という評価をされているみたいですね。

 

組織の中での銀行員はあくまで、「銀行の中の銀行員」ですから

「なんか偉そうだな」「殿様営業」「ルールや規定に細かい」「困った時に助けてくれない」など、

ネガティブな評価をされるのは、これは事実なんですが

 

一方で「ビジネスパートナーとしての元銀行員」という見方をすると非常に優秀であり評価も高いようです。

 

法務、財務、税務、原価や仕入れ、為替、融資、決算書の見方、

担当してきた多種多様な業界の情勢・ビジネス、経営・マーケティング。

 

他の業界では経験し得ないような、企業経営と実務に必要な知識を若い年代の銀行マンであっても兼ね揃えている。

 

もちろん、そもそも人としての能力が高い。

 

加えてこれまでそんなビジネス的な知識と経験を若くして積んできた優秀な銀行出身者は

外の経営者や事業者からすると、

「銀行という関わり方以上にもっと広くビジネスパートナーとして関わっていきたいんだけどなあ。」

と感じておられるようです。

 

これが外から見た、銀行員に対する生の声です。

 

あなたが思っている以上に外から俯瞰して見る銀行員は優秀であり、求められているんですね。

 

 

また、こんな言葉をよく耳にしませんか?

「銀行の常識は、世間の非常識だ」

 

勿論どの業界であっても、多少はその業界特有の非常識は存在しますが、特に銀行は世間一般の常識との乖離が大きいことは、

銀行員である当の本人が一番よく分かっていますよね。

 

何が言いたいかというと、

銀行で働いている時間が長ければ長いほど洗脳具合も増し、世間との乖離が大きくなる」

ということです。

 

現状、「銀行の異常さ」に気づいた者(20代〜30代)から

銀行を退職し違う舞台に身を移しているというのが現状です。

 

一方でおそらくですが、それでも続けている方たち(40代〜50代)のネックとなっているのは年収と変化への対応力でしょうね。

 

ヤバいなと分かりながらも時代の変化を受け入れられず辞めれない。これが銀行員の現状だと思います。

 


 

いかがだったでしょう。

 

この記事では、決して銀行員は凄いんだということを言いたいわけではありません。

 

ただ、現役銀行員の方は本来のご自身の能力を見失い、少し過小評価しすぎなのかなと感じているのです。

 

僕自身もこれまでそうでしたので、、

 

「じゃあ銀行を辞めたとして自分には何ができるんだ。。」

と思われた方がほとんどだと思います。

 

以前の記事でも書いたように

あなたのような元銀行出身者で、舞台を変えて活躍されている方がたくさんいらっしゃいます。

 

何回も言うようですが、、

なぜなら「銀行員はそもそも優秀だから」です。

 

この言葉に尽きますね。

すみません、、しつこいですね。

 

ただこれだけ僕は銀行員の皆さんに伝えたかったんです

 

銀行を辞めた今、ヒシヒシとその事を感じていますから。

 

あなたが思っている以上に、銀行出身者は優秀です。

 

そして銀行という枠組みから外れた際、あなた自身が元々もっている力と銀行での経験を生かして更なる成長・飛躍ができます。

 

あとは、再度あなた自身の人生がどうありたいのか。

変化に対して勇気を出して一歩前に進めるかだけなんです。

 

今一度よく考えてみてくださいね。

 

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山本 佳典

1989年岡山県津山市生まれ。 同志社大学経済学部卒業後、株式会社三井住友銀行に入行。入社1年目から営業成績No.1のエリア表彰を受ける。入社5年目に独立起業後、現在の独立起業のプロデュースを行う会社を設立し6年で延べ2,000名超の支援実績。日本テレビ『NEWアベレージピープル』などテレビ3社、新聞3社、ラジオ、経済雑誌などメディア出演実績30社以上と多数。 中小企業庁認可「起業家教育協力事業者」中学高校有名大学で講師登壇。 著書3冊『これからは入社5年経ったら、もう独立起業しなさい!』『13歳のきみに伝えたい本当に必要な7つの才能』『社員ゼロで1億円を生み出す最強の稼ぎ方』がある。

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