「新型コロナウイルス」の影響が様々な所に出ていますね。
あなたの仕事・働き方にも変化が起きているでしょうか?
先日、とある関西の信用金庫にお勤めの銀行員の方から、こんな相談を受けました。
「今の銀行にいたくもないけど、
もし今の段階で転職をして、その転職先企業が倒産してしまったら怖いので、
このまま転職せずに様子を見ようと思うのですが・・・」
こんな発言をされたので、
僕はその後すぐにこう言いました。
「こういう事態が起きた時に、”何も他に対応できない”
今の状態はとてもリスクが高いですよ。」
と。
今回の記事は、
「コロナショックで明らかになった、正社員しか選択肢がないことのリスク」
についてお話していきますね。
コロナウイルスの影響で老舗旅館も倒産したってことの重大な問題をわかってますか?
この画像をみてください。
これは先日報道された、コロナウイルスの影響で企業倒産を余儀なくされた企業があることを示しています。
コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、政府からの要請で
外出が抑制されたことが重大なインパクトとなり、
観光業や飲食業を中心に企業倒産に陥ってしまったのです。
この愛知にある旅館は、
創業から60年以上もするような老舗旅館でした。
事業の廃業率が10年で90%を超える厳しい状況の中、
この旅館は60年以上も事業を存続させてきたような、すごく優良な企業です。
そんな老舗旅館であっても、
今回のコロナウイルスの影響により、資金ショートを起こし、
事業が継続できなくなってしまったわけです。
この企業には、もちろん沢山の従業員がいたわけですので、
倒産となれば、一瞬にして多くの働く従業員の方が職を失うわけです。
こんなことが事実起きてしまったわけです。
もちろん、この旅館だけの話ではありません。
他にも多くの企業で倒産、倒産寸前、負債(計32億円と言われてます)が大きく膨れてしまう。
そんな企業が一気に増えてしまいました。
なぜ、コロナショックで企業倒産や経営が傾くことになってしまったのか?
これは僕がこの記事で一番言いたいことですが、
コロナショックで甚大な被害が出た企業、
そしてそこで働いていた人に共通することは、
「変化に対応できてない(できない)」
これが大きな理由だと僕は考えます。
例えば、先ほどの老舗旅館の場合、
インバウンドの旅行客の宿泊が一気になくなったため、
今回のような廃業に追い込まれたと言われています。
要は、
収入源がそこ一本しかなかったため、
その一本の柱が急になくなったことで収入がなくなり、
資金ショートを起こしてしまったわけです。
もし、他にも事業の収益源があれば、話は違ったかもしれません。
また、
倒産した会社で働いている人からすれば、
そこの会社での給料しか収入源がなかったとしたら、
会社が倒産してしまった瞬間に収入源はゼロになってしまいます。
それはめちゃくちゃ大きなリスクではありませんか?
もう、会社が給料を払ってくれるなんて期待しない方が身のためです。
今回のコロナウイルスの影響でわかったと思います。
「会社で正社員として働いているだけの人生の方がリスクである」
と。
倒産や経営危機、という会社だけでなく、
外出禁止で在宅勤務を勧められたり、
働き口がなくなった人もかなり多いと思います。
「もう明日から君には仕事がないよ」
って言われたら、あなたはどうしますか?
コロナウイルスの影響で実際に起きましたもんね。
そんな時に、自分の今の仕事しかなかったとしたら、
急には対応なんてできないと思います。
だからこそ、
「会社にしがみつかずに、
自分の力だけでお金を生み出せる仕事」
を作った方がいいのではないでしょうか?
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